ハードディスクのバックアップを取る
ハードディスクのバックアップは、ハードディスクで取るしかないよね。
バックアップが困難な理由
ハードディスクの容量がテラを超えたあたりから、リムーバブルディスクを使ったバックアップが困難になりました。Blu-rayでも2層で50GB、3TBのハードディスクで、単純計算で60枚必要です。毎月60枚焼けますか?現実的ではないですよね?他にもバックアップの方法として、磁気テープやクラウドがありますが、どっちも法人向けって感じで、個人が気安く安価で扱えるものではないと思います。*1
だから、ハードディスクのバックアップは、ハードディスクで取るしかないと思います。
旧自分バックアップポリシー
自分も、これまでは二度と同じデータが手に入らないものは、ハードディスクでバックアップを取っていました。その他、ちょっと苦労すればまた同じデータを取得できそうなデータは、クラッシュしちゃったらそれまでだよねって見切りを付けていました。しかし、この前むふふーなデータ満載の一台クラッシュさせて泣きそうになりました。
だからって訳じゃないけど、ハードディスクのバックアップをしっかり取ることを考えました。
ちなみに、Windowsのユーザプロファイルは、Active Directoryの移動プロファイルで、Windowsサーバにミラーするようにしています。だから、アプリケーションのみインストールするCドライブはバックアップは不要かというと、そうではありません。AppDataのLocalとLocalLowフォルダは、バックアップされないため、Outlookを使っている場合などはバックアップが必要です。この前、SSDでストライピングしていたCドライブがクラッシュして泣きそうになりましたw
ミラーリングは見送りました
一番手っ取り早い方法は、同じ型番のハードディスクを2枚買ってきて、ミラーリング(RAID-1)することです。ミラーリングすると、ハードディスクの容量は1枚分となってしまいますが、書き込み時に両方のハードディスクに書き込まれ、仮に1枚壊れてももう1枚が壊れていなければデータを取り出すことができます。また、読み込み時は2枚のハードディスクから半分ずつ平行して読み込むため、データサイズが多いファイルなどを開く時に、読み込みが最大2倍速かったりします。
ミラーリングの利点
- 1枚壊れてももう1枚からデータが取り出せること
- 読み込み速度が最大2倍速くなること
ミラーリングの難点としては、ハードディスクが2枚になるため、場所と電力も2枚分取ること、製造日時が近い同じハードディスクを、同じ条件で同じ動作をずっと続けさせるため、もう1枚も同時に壊れてしまうかもしれないことです。
ミラーリングの難点
- 2枚分の場所、電力を取ること
- もう1枚も同時に壊れてしまうかもしれないこと
その他、RAIDに公私で痛い目にあっていることもあって、しばらく使いたくないお!で、ミラーリングは見送りました。
外付けハードディスク?
リムーバブルディスクとして、外付けハードディスクを用いるというのはアリだと思います。バックアップしたいときだけ、USB3.0で接続する。終わったら棚にしまっておくという運用でしょう。この方法を一番に考えていましたが、マシーン以外の場所を取っちゃうんですよね。
内蔵ハードディスク
完全に内蔵させてしまうのは、最近はWindowsがハードディスクの電源を勝手に落とすため、電気も消耗も少ないと思います。でも、必要ないときは、自分で電源切りたいよねということで、こんなホットスワップできるハードディスクラックマウンタを見つけました。
このマウンタ。他のマウンタとちょっと違います。横に、電源ボタンが付いています。必要がないときは、電源を落としておくことも、マシーン動作中に安全な取り外しで電源を落とすこともできます。
結局
回りくどい説明になっちゃいましたが、上記マウンタに3TBのハードディスクを購入してバックアップすることにしました。
バックアップ方法としては、既存のハードディスクのルートにxcopyバッチを配置して、手動でバックアップするようにしようと思っています。今は、既存のハードディスクの整理中。これと言ってポリシーがなかったから大変だお。
*1:個人向けで2TB 3000円/年ぐらいなクラウドサービスがあったら教えてください